ティーンエイジイズム
あのさ、僕は君に言わなきゃいけないことを
まだ胸のポッケにしまったままなんだ
いつか、僕ら大人になったらふたりだけで
この街を出ていこうなんて君は笑っちゃうかい?
いつも通り過ぎていくのを見てるだけで
人はそれを愛や夢といつから呼ぶの?
古い話を人に言ってしまうといつも
どうして懐かしい思い出になってしまうんだろう
汽車は鈍い音を響かせて
世界中の時計の針よりもゆっくり僕らを運ぶ
窓の外から差し込む西日がキャラメル色
ライ麦畑で迷子になった子供
うわの空で日に焼けた落書きと
忘れたことを忘れてしまったおとぎ話
もしも生まれ変わることができるならば
ピーターパンになって君に夢を見せてあげたいな
あのさ、僕は君に言わなきゃいけないことを
まだ胸のポッケにしまったままなんだ
だけど、この胸の気持ちは君に言わず
まだポケットに閉まったままでいいみたいだ
このブログへのコメントは muragonにログインするか、
SNSアカウントを使用してください。