TEENAGE JESUS FREAKS

自慰行為のような曲作りの際に生まれる歌詞を掲載しています。

おとぎ話みたいねって笑うかな


時が流れ時代が代わり民主主義の魔法が解けて

無力だと悟ったふりをして世界から消えた歌があった

ある時は正しさを叫んでいた ある時は愛を歌った

ある時は文句ばかり言っていた そんな歌が今必要なんだ


もう何も変わらないって見逃した

2000年代の空白を埋めるのさ


ねえ、あなたはおとぎ話みたいねって笑うかな

でもいつかそんな日が来るから信じておくれよ


終末論を並べるだけの偉そうなジジイになりたくない

祈れば救われると言うのに彼らの心は貧しいまま

ステンドグラスの中にあるのは汚い金と弱い心

俺が本当に欲しいのは宗教なき教会、そう音楽


もう誰も救えないって見逃した

2000年代の憂鬱をぶっ壊すのさ


ねえ、怒りとか悲しみや絶望を捨ててしまわないで

そこにある生命力から生み出せるのものがあるよ


半世紀前のレコードを聴いて 今もまだ胸がドキドキしている

音楽はきっと直接的には 世界を変えることは出来ない

そんなことは分かっているんだ

だけど・・・


埃を被ったレコードの針がぷちぷちとノイズを鳴らして

全世界に訴えているよ ああ、そうだこれは愛と平和


ねえ、あなたがおとぎ話みたいって笑っていたことが

本当になっただろ 僕のことを信じてよかったろ

怒りとか悲しみや絶望や迷いや不甲斐なさ

それを今歌にしたら人の心が変わった

そしたら世界も変わったよ