TEENAGE JESUS FREAKS

自慰行為のような曲作りの際に生まれる歌詞を掲載しています。

カントリーガール

何も無かったこんな場所に

奥ゆかしげに咲いた花があった

君のことさ ベイベー

天使の羽を宙にばらまいて

あの日の夢の続きを描くように

蜃気楼が揺れる


形のないものを抱きしめていたい ベイベー


君の瞳に映る色は

空に描いた水彩画のように

風の筆さばき

息を吸い込んで 時間を止めて

夏草のヒーローを今年も待って

君を探している


僕は嘘をついて 太陽のせいにしていた


カントリーガール 歌ってくれ

君の瞳が何度僕を狂わせただろう

カントリーガール 踊ってくれ

僕は君のことを忘れないけど 君は僕のことを忘れるだろう


坂道の途中でふと立ち止まって

夏の風がメロディを乗っけて

僕まで運んで来た

君を想って 鼻歌なんて歌って

風に乗っけて君の耳に届け

僕に気づいておくれよ


入道雲のギターをふたりで鳴らそう


カントリーガール 歌ってくれ

思い出を捨てても構わないと思える未来が見えた

カントリーガール 踊ってくれ

ここには何も無いけれど 恋と退屈とロックンロール


嘘も過ちも 太陽のせいにしていた


カントリーガール 歌ってくれ

もう一度だけその瞳で僕を狂わせておくれ


カントリーガール 踊ってくれ

僕が描いた絵を君にあげよう タンポポのにおいが染み付いた

カントリーガール 歌ってくれ

君は僕のことを忘れるけど 僕は君を忘れないさ


カントリーガール