感性が卓越するのは 欠落があるということだから
穴を埋めていくのさ
人ひとりの命に勝る感情や言葉を持ち合わせている
上手く扱えずに
救って欲しい時はいつも 自己啓発本みたいな
言葉をかけられ 分かる気もするが
結局どうすりゃいいの?
精神の解放と心に花を あわよくば甘い蜜を
駄目ならば世界よ僕を見限って 救いよう無い罰を
狂った自分を失って 何者にもなれなくなった
逃げ腰になって 臆病なまま
裸の自分は愛せない
若さゆえ充ちていた自己肯定感 それが薄れていくと
世間の幸福を持てぬ自分が あまりにも惨め過ぎて
アイデンティティの形成となった物すら疑い出して
他人事のような本音で叫んでいる 誰か助けてよ