TEENAGE JESUS FREAKS

自慰行為のような曲作りの際に生まれる歌詞を掲載しています。

ガンガーの畔で


知らねえ知らねえ 何も知らねえ

現実なんてユダの正夢

知ってるつもりの今この瞬間は

全て嘘で本当のことはねえ


反戦デモもロックフェスティバルも

本質を問わなけりゃ同じこと

自分にとって楽な言い訳が

あれば意味なく合掌礼拝


正義の雨 マスディストラクション

低所得者が讃える 毛沢東

あとは野となれ山となれ河に流せ


ガンガーの畔で泣いている 君は過度なフェイタリスト

精神を咎めた日の夜に 量産のコークを飲んで笑う

どんなに母国を恨んでも 適応する君はモラリスト

アーユルヴェーダに身を預け 死にたいってジョークのつもりかい?


要らねえ要らねえ 何も要らねえ

目指せ南へ ゴアの楽園へ

そして飽きたら社会復帰して

俺はヤッピー 老後はハッピー


こんな暑さじゃ道徳も腐る

気づかないよう努力したくなる

例えば電車の中のこととか

例えばこの国の未来とか


誠実な顔して何言ってんだ

その握手に何の意味があんだ

戦争はもう既に終わってんだ

つまんねえ御託をガタガタ並べんな

あとはビルに飛行機が突っ込むだけ


ガンガーの畔で泣いている 君は馬鹿なオポチュニスト

悟った顔をしているけれど 本当はただ弱いだけだろ

自由の鎧を纏っても 結局はただのモンゴロイド

心構えは出来たから あとは河に飛び込むだけ

シヴァ(創造と破壊)


悪魔を踏みつけ 108つ踊る

虎の皮を剥ぎ 巻き付けて踊る

宇宙のリズム 宇宙のリズム

聖なる河をかき混ぜて踊る


ねえシヴァ 私を壊しておくれ

ねえシヴァ 私を組み立てておくれ

宇宙のリズム 宇宙のリズム

聖なる河をかき混ぜて踊る

散文で伝える愛


軋む軽トラの荷台に乗って

ゴミ収集車で息を殺すマックイーンを思い出す

どんな言葉で伝えればいいのか

分からない僕はシネマスターに想いを馳せている


君のためになら死ねるだなんて

言えないんだけれど代わりになる言葉を探している

永遠なんて僕は信じないけど

あなたの未来を愛してるとははっきり言えるんだ


何故たまに君のことをぐちゃぐちゃにしたくなるの

これを愛と呼んでいいのか?


散文で伝える愛は道の上を転がり転げて迷子になるけれど

3分で伝えるロックンロールバンド

仏頂なナビゲーター 迷わず届けてくれ


君の真っ赤な子宮の中で

透明な愛が次第に白く濁っていく

ベッドサイドに脱ぎ捨てた服が

やるせない顔で終わった後の僕を虚しくする


こんな歌ばかり作っていたら

嘘でもいいから言葉にして伝えてと言うけど

嘘を信じてしまった途端に

本当のことは伝わらなくなってしまう気がする


何故たまに君のことを傷つけたくなるんだろう

これを愛と呼んでいいのか?


100分の1の確率で届く手紙は

ポストに入らない差出人不明の怪しい暗号

珍糞漢糞な文章を便箋に書き留め涙の河に流す


何故こんなに君のこと好きで堪らなくなるのに

上手く言えないんだろう


散文で伝える愛は道の上を転がり転げて迷子になるけれど

3分で伝えるロックンロールバンド

仏頂なナビゲーター 迷わず届けてくれ