TEENAGE JESUS FREAKS

自慰行為のような曲作りの際に生まれる歌詞を掲載しています。

青春


飴色、日に焼けた刺繍の終わりのページに

挟んでいた似顔絵が

泣いたり照れたりして、嘆いたり認めたり

それで気づけば大人になった


ソーダ水の水面に船を浮かべて

果てしない冒険へ舵をとるのさ

さあ、旅立ちの朝だ


悲しいことが泡になって消えていった

旅の途中で落っことした幸せはもう必要ない

青春の日々に縋って生きていても

ただ横たわる今、あの頃には二度ともう戻れない

そしていつかは忘れてしまうだろう

それでいいのさ、迷わずに進んでいけ


健気にアスファルトを突き破る雑草は

黙ったまま根を伸ばす

退屈と興奮が奏でるメロディを

ロッケンロールと呼ぶのさ


恨んだって惨めになるだけだから

君は君の好きなことをやればいい

さあ、人生の幕開けだ


若さを理由に諦めたくないんだ

もう二度と笑えなくなるかも、それくらいの覚悟だから

レコードの針を落としたその時からずっと

全てが上手くいく気がした デタラメでいい、デタラメがいい

そして世界は愛と平和に包まれた

それでいいのさ、迷わずに進んでいけ


他人に何を言われても 諦められないことがあるのさ

全てを失ったとしても 諦めたくないことがあるのさ


悲しいことが泡になって消えていった

どうにもならないことなんて本当はどうでもいいこと

未来は真っ暗、好きなように照らしていけ

空高く希望の帆を張り嵐の中を進んでいく

そしていつかは終わりが来るだろう

それでいいのさ、迷わずに進んでいけ