TEENAGE JESUS FREAKS

自慰行為のような曲作りの際に生まれる歌詞を掲載しています。

TJFのブログ記事

TJF(ムラゴンブログ全体)
  • あんはっぴいえんど

    なしの礫には 誰にも分からない 慰めもない真っ白で真っ黒な風景 時じゃ消えなくて 油絵を重ねて 水溜まりにガソリンの虹がやけに輝いて見えた 例えば100万年かけても 僕にはこの世界中の “ファックユー” の落書きの半分も消すことなんて出来ないんだからさ あんはっぴいえんどになるかも 僕らしいや、な... 続きをみる

  • 銀河鉄道の夜

    時の流れ 空の青さ 風の形 心の傷 あなたの笑顔 美しくて儚いもの 触れてみれば壊れそうで 泣きたくなる 懐かしさに悩まされて 独り言の嘘をついて 眠れない夜 誰かに金を貸してたけど そんなことはもうどうでもいい さあ、歩きだそう 君が眠りについた頃 さようならも告げず 僕は行く 少し笑顔残すため... 続きをみる

  • ふたりぼっち

    今、時計の針を 少し巻き戻して あの街並みを 眺めてた君の横顔 幸せか? 僕は君に聞いた それはつまり僕の幸せ 切なくて崩れ落ちそうな君の肩を強く抱いて 言葉も知らないままで ふたりぼっちで歩いた道の真ん中に 金木犀の香りの 思い出が平行線の足跡になる 忘れないよ あなたは言う 僕らはいつも守れな... 続きをみる

  • カニバリズムで踊ろう

    今夜もコブラにマウスを食わせてロッキンチェアーでゆらゆら夢を見る 飼ってた二匹のオオカマキリが我が命のため共喰いしていたんだ アイツのオーデコロンの臭いは湿った心臓の臭いと似ている 手足を縛ってもがいてる君の五臓をナイフとフォークでかき混ぜる 人間なんて開いてみれば こんなに無様、笑っちゃう 真っ... 続きをみる

  • ベイビー愛してる

    暗い部屋の中 土砂降りの雨が 窓を叩いてまた 夜に味付けする ペディキュアの魔法 ブティックの涙 ショーウィンドウ前 いつも見とれていた 時の流れには 五寸釘を留め 誤魔化すことも出来ないほど単純なものさ ベイビー愛してる あなたがいたなら、こんな夜には ベイビー愛してる ただ抱きしめて、それだけ... 続きをみる

  • 終電

    駅前のシンフォニーを鳴らす東南系のアジアンベイベー 真っ黒なトランクに希望がひっそり泣いているって あと10分で終電逃すっていうのに 少しも焦らずに虚しさだけが消せない こんなに簡単に幸せに触れたらベイベー 驚くほどディープに足りないものがあったって あと6分で終電逃すっていうのに お酒のせいにし... 続きをみる

  • 青春

    飴色、日に焼けた刺繍の終わりのページに 挟んでいた似顔絵が 泣いたり照れたりして、嘆いたり認めたり それで気づけば大人になった ソーダ水の水面に船を浮かべて 果てしない冒険へ舵をとるのさ さあ、旅立ちの朝だ 悲しいことが泡になって消えていった 旅の途中で落っことした幸せはもう必要ない 青春の日々に... 続きをみる

  • 骨まで愛してる

    頭の中には無数のリズムが 音になって生まれ変わってすぐ消えていく ゆっくりと上る真夜中のコースター 下り坂が来るまでの時間のメリーゴーランド 君が笑うから 僕はただ無性に泣きたくなった 骨まで愛しているよ 触れていいか、心のもっと奥の方を 骨まで愛してくれよ 触れてほしいな、始まりと終わりのところ... 続きをみる

  • 夜のサングラス

    腫れたアザには破廉恥な唇 下着の中に隠した劇薬 荒れた海にはトキが群れを成す ネオンサインに夜のサングラス 吸って吐き出す光化学スモッグ 垂れ流すだけ、ドロドロの涙 工業排水、瞳は見えない あなたがトカゲの仮面を付けて 密やかに脈々と獲物を見る 私はカメレオンの嘘をつき 鮮やかな12色を気取ってい... 続きをみる

  • 脳内声楽

    盲目の未来 多数決で決まる正義ってなんだ 後悔と進化 バランスの取れた本当と嘘 静脈に乗って 自由がカプセルで溶けていく ハロー、聴こえるか? 今君の頭の中 脳内声楽 冒涜とファッション フォーマルスーツ越しの “ イエス・アイ・ドゥ” 無能なサブカルチャー メインストリームに追い越されていく 永... 続きをみる